Wednesday, August 15, 2018 10:56 AM

P2P通信をブロックチェーンで保護

 ブロックチェーン技術開発のカナダ新興企業スクランブル・ネットワーク(Skrumble Network、トロント拠点)は、一般的なP2P(peer-to-peer)コミュニケーションを簡便化する開放型ブロックチェーン技術基盤の分散型アプリケーション(dApp)「アリー(Ally)」のベータ版をiOSとアンドロイド向けに発表した。

 ファイナンシャル・ポスト誌によると、アリーを使うことで中央集中サーバーを使うことなく個人情報を守りながら電子メールやテキスト・メッセージ、スマート契約のやり取りが可能となる。したがって、ハッキングや政府機関による監視から通信内容を保護できるという利点がある。

 アリーにはまた、最大50人が参加できる動画チャットや、生メディア逐次配信、アプリケーション内電子財布、チャット内暗号通貨のやり取りといった機能も提供する。

 7万人以上のスクランブル・メンバーらがアリー・ベータ版をすでに予約した。アリー・ベータ版はテストネット(TestNet)上で9月に公開される。

https://business.financialpost.com/pmn/press-releases-pmn/business-wire-news-releases-pmn/skrumble-network-unveils-blockchain-dapp-in-beta-to-reinvent-peer-to-peer-communication