Friday, October 12, 2018 9:32 AM

独イノジー、EV向けソフトウェアのリカーゴを買収

 ドイツの再生可能エネルギー会社イノジー(Innogy)は、米国の電動モビリティ向けソフトウェア開発会社リカーゴ(Recargo、 カリフォルニア州)を買収した。

 イノジーのプレスリリースによると、リカーゴはEVのドライバーが最寄りの充電施設を見つけられる携帯電話用アプリ「プラグシェア(PlugShare)」の開発で知られるが、ほかにも米西部で超高速(175〜350kW)のDC充電スタンドの自社ネットワークを構築している。また、エレクトロモビリティ調査の「プラグインサイト(PlugInsight)」、EV充電スタンドの包括的データベースに企業や行政がアクセスできるプラグシェアの「データ・オン・ディマンド」サービスも提供している。

 イノジーのエルケ・テメ上級副社長(eモビリティ担当)は「リカーゴの獲得に興奮している。これで当社は顧客に一流のITサービスと最先端のeモビリティのソリューションを提供できるようになる」と述べた。リカーゴのデータベースは、公共の充電ネットワークの地図としては世界最大でかつ正確だという。

 イノジーは6月にも、EV充電技術開発の米企業BTCパワー(BTCPower、カリフォルニア州)を買収し、北米向けのDC充電関連製品のラインアップと生産能力、ノウハウを入手した。今回のリカーゴの買収によって、イノジーは米EV市場での存在感を一層高めることになる。

 イノジーのリテイル部門のマルティン・ヘルマン最高執行責任者(COO)は「リカーゴへの投資は当社の米国での活動を一層充実させることになる。米国のeモビリティは総じて上昇傾向にあり、世界的にも米国は最も魅力的な市場だ」と語った。

https://www.prnewswire.com/news-releases/innogy-acquires-recargo-inc-300722444.html