Monday, October 15, 2018 9:46 AM

偽物排除にブロックチェーンを活用

 ブロックチェーン技術を土台とした偽物検出プラットフォームを提供するシグマレッジャー(SigmaLedger)は、まがい品の流通を防ぐ新たなプラットフォームを発表した。

 マーケットウォッチ誌によると、新プラットフォームは、製造業者や供給業者、小売業者、政府機関を含め供給網に関与するすべての会社や団体、各種機関が共用できると同時に、製品および流通に関連するデータをみずから保有できるため、中央サーバーに依存する必要がない。

 また、供給網管理に必要となる製品情報と流通過程、登録書類といったすべての情報にアクセスできることから、従来のように悪徳業者が途中で介入できなくなり、偽物の流通を理論上は完全に排除可能となる。

 シグマレッジャーの新プラットフォームはさらに、消費者自身が同プラットフォーム経由で供給経路を確認できるのも大きな特徴だ。

 同プラットフォームの利用対象としては、高級服飾品や宝飾品、皮製品、デジタル機器、薬が想定される。

 同社はまた、ソフトウェア技術工学大手EPAMシステムズからシード・ラウンドの投資を受けたことを明らかにした。投資額は非公表。

 まがい品によってブランド会社らが受ける損失の拡大は深刻化している。グローバル・ブランド偽造報告2018(Global Brand Counterfeiting Report 2018)によると、まがい品による被害総額は2017年だけで1.2兆ドルという巨額に達した。

https://www.marketwatch.com/press-release/sigmaledger-launches-blockchain-based-anti-counterfeit-platform-and-secures-epam-seed-funding-2018-10-10