Friday, March 15, 2019 8:34 AM

タワーインターナショナル、欧州事業の売却完了

 タワーインターナショナルは、フランスのサプライヤー、FinanciereSNOP Dunois(FSD)への欧州事業売却を完了した。売却価格は、18年EV / EBITDAの5.4倍(2億9170万ドル)で、取引コスト、負債の支払い後、2億5000万ドルの現金収入になった。

  欧州事業には、ドイツ、’イタリア、ベルギー、チェコ共和国、ポーランド、スロバキアに工場やオフィスが含まれ、6億5000万ドルの売り上げがあった。

 自動車用構造金属部品および組立部品大手のタワーは、今後、過去5年で40%以上成長した北米事業に焦点を当てていく。また5300万ドルの売り上げがあるブラジル工場を保有していく。

 同社は、車体プレス部品、フレーム、シャシー部品を乗用車、クロスオーバー、ピックアップトラック、SUV などに供給している。

 大手OEM11社に製品を供給。主な納入先は、Ford、FCA、VWグループ、日産。