Friday, July 26, 2019 9:55 AM

BMW、米工場のバッテリー生産能力を倍増

 BMWグループは、サウスカロライナ州スパータンバーグ工場で電動車用バッテリーの生産能力を倍増すると発表した。同工場ではプラグイン・ハイブリッド車(PHV)「X5」に加え同「X3」の生産も計画している。

 ロイター通信によると、BMWは、2交代体制で動かせる新しいバッテリー生産ラインの整備に1000万ドルを投じる。その後、年末までに「X3」を発売する予定。

 スタータンバーグ工場では18年、1シフト体制で1万5000個のバッテリーを生産し、現在は「X 5」のPHVバージョンを生産している。8月からは新型「X5」を生産する。

 BMWは、さまざまな種類のバッテリーを製造するため120人を新しく雇用することも明らかにした。この増員でパッテリー生産力が倍増できると見込んでいる。

 同工場では、過去4年間で4万5000個のバッテリーを生産したという。