Monday, October 28, 2019 9:55 AM

神戸製鋼、米国で展開アルミニウム合金押出工場を開設

 神戸製鋼の米国子会社、Kobelco Aluminum Products & Extrusionsは、ケンタッキー州ボウリンググリーン(Bowling Green)に新工場を開設し、溶解炉や押出プレスを追加設置する。完了すると、2つの溶解炉と2つの押出機による月産生産能力は、現在の500トンから、1000トンに増加する。21年に新しい機器を使用した量産を開始する。

 Kobelco は自動車の軽量化に対応し、車用アルミ押出し成形部品(車用アルミバンパーとサブフレーム材料)のメーカーとしての存在感を高めることになる。総投資額は4200万ドル。

 神戸製鋼はボウリンググリーンにKobelco以外に Kobe Aluminum Automotive Productsを運営している。同社は、16年4月設立で、車のサスペンション向けのアルミ鍛造品などを製造している。