Monday, December 02, 2019 8:53 AM

コンチネンタル、28年までに5040人削減

 ドイツの自動車部品大手コンチネンタルはこのほど、排ガス規制強化で内燃エンジン部品の需要低下を受けてエンジン関連の事業を縮小しており、2028年までに約5040人を削減すると発表した。

 ロイター通信によると、ドイツでは、ガソリンおよびディーゼルエンジン向けに油圧部品を生産するロディング工場を24年に閉鎖し、それに伴い約520人を解雇する。08年にディーゼル燃料噴射部品の製造を終了していたリンバッハ・オーバーフロナ工場では約850人を削減する。バーベンハウゼンでも2200人を削減する予定。

 また、バージニア州ニューポートニューズでは24年にガソリンエンジン用油圧部品の製造を終了し、720人を削減する。イタリアのピサでもガソリンエンジン部品の生産を28年に終了するため750人を解雇する予定。

 コンチネンタルは、オートモーティブ・ニュースによる売り上げ上位100社の4位で、18年の自動車メーカー向け売上高は378億ドル。