Monday, December 09, 2019 9:05 AM

NTT、1月のCESに初出展へ〜次世代接続化ソリューション構想を披露

 NTTは先日、2020年の国際消費者電子製品見本市(CES)に初出展する計画を明らかにした。

 CESは、世界最大の消費者向け電子機器見本市で、毎年1月にラスベガスで開かれる。次回は、2020年1月7日〜10日に開催される。

 NTTのプレス・リリースによると、同社は、2019年5月に発表したアイオン(IOWN)という概念(構想)をCESで披露することで、新たな商機の開拓を本格化させる方針だ。

 アイオンは、同社が呼ぶところの「オールフォトニクスネットワーク」(伝送および交換処理を光信号のまま実行する通信技術)を土台に、人工知能や仮想現実/拡張現実、人と機械のインターフェイスを含む11分野で次世代の接続化ソリューションの研究&開発と商業化を目指す事業。

 同社はそのために、デジタル・ツイン(digital twin=物理的事象をデジタル上に模擬的に再現することを意味する概念)電算を含む技術および応用に関する動画やプレゼンテーションによってアイオン構想をCESで説明する計画。同社はその具体的応用例として、スマート都市やスマート交通移動、スマート医療、スマート生活を挙げている。

https://www.ntt.co.jp/news2019/1912e/191206a.html