Friday, March 20, 2020 10:06 AM

地元商業者たちを救済するウェブサイトを立ち上げ

 ヘルプ・メイン・ストリート(Help Main Street)という呼ばれる新しいウェブサイトは、消費者が地元の商業者たちを検索してギフト・カードを購入するというオンライン機能を提供し始めた。同サイトは、オンライン決済サービス新興企業スクエア(Square)を介して、利用者が選ぶ商業主に寄付金を払うこともできる。

 テッククランチ誌によると、利用客はそれによって、新型コロナウイルス「コーヴィッド19」の大打撃を受けている地元の商業者たちに現金収入をもたらせる。ギフト・カードを購入した利用客は、コーヴィッド19パンデミックが落ち着いてから当該店に行ってギフト・カードを使って消費できる。

 同サイトは、出前注文サービス新興企業のランチボックス(Lunchbox)やシード投資会社のエニアック・ベンチャーズ(Eniac Ventures)、そのほか市民活動家や技術者らによって立ち上げられた。

 「コーヴィッド19の被害者(地元のレストランやバー)たちを救済すると同時に、在宅勤務によるストレスや不安を軽減する試みだ」とエニアックのニハル・メタ氏は話した。

 ランチボックスの技術者らは、ヘルプ・メイン・ストリートを構築するにあたって、膨大な量のレストランのウェブサイトを調べ、ギフト・カードが確実に有効化されるよう検証した。

 同サイトには現在、2万件のレストランが掲載されており、その数はこれから増える見通しだ。

https://techcrunch.com/2020/03/18/lunchbox-and-eniac-launch-a-website-for-supporting-local-businesses/