Thursday, July 23, 2020 9:52 AM

エリクソンとドイツ・テレコム、提携を強化

 エリクソン(Ericsson)とドイツ・テレコム(Deutsche Telekom)は、ドイツ・テレコムの5G無線アクセス網(Radio Access Network=RAN)をドイツ全域で整備するために新たな複数年契約に合意し、既存の提携関係をさらに拡充した。

 エリクソンのプレス・リリースによると、ノキアは新契約のもと、ドイツ・テレコムの複数のモバイル通信中継拠点において設備と機器類を今後2〜3年かけて5G対応に更新する計画。

 エリクソンには、賞を取った「周波数共用(Spectrum Sharing)」というソリューションがある。同社は、ドイツ・テレコムの無線信号中継設備にそれを実装する。ドイツ・テレコムはその結果、現行の4Gと5Gの通信量を流動的に管理できるようになる。

 中国の通信網機器製造大手ファーウェイの機器を5G通信網構築から除外するよう米政府から要請されている西側諸国の携帯電話サービス大手の一部は、ファーウェイ製より高額のエリクソンやノキアの製品に部分的に移行させている。

https://www.ericsson.com/en/press-releases/2020/7/deutsche-telekom-and-ericsson-strengthen-partnership-with-5g-deal