Tuesday, August 11, 2020 10:19 AM

デンソー、ピッツバーグにオープンイノベーション拠点

 デンソーは、先端R&Dを行う新たな拠点として、「ピッツバーグ・イノベーション・ラボ」を開設したと発表した。同ラボでは、オープンイノベーションを強化し、自動運転分野の研究開発を加速させる。

 具体的には、自動運転レベル4の実現に向けた研究開発、AIなどの先端要素技術の開発を行う。カーネギーメロン大学を擁し、IT産業の中心地として成長しているピッツバーグで、大学や企業と連携し、開発を進める。

 デンソーは、米国、イスラエル、カナダ、フィンランドの4か国に5つのイノベーションラボを設置し、大学、研究機関、スタートアップ企業とのオープンイノベーション活動を進めている。米国では、シアトルにモビリティサービス、サンノゼにAI技術、ビッグデータ活用のラボがある。