Thursday, October 15, 2020 10:30 AM

業務上の保険証書関連手続きをクラウドで合理化

 ホークソフト(HawkSoft)とサーティフィシャル(Certificial)は10月13日、さまざまの商業取り引きや現場作業の際に提出を求められる保険証書に関する手続きを合理化するクラウド・システムを提供するために提携したことを明らかにした。

 サーティフィシャルは、クラウド技術を使って保険証書をデジタル形式で流動的に提示するサービスを提供ている。証書を必要とする取り引き関係者らは、同プラットフォームを使うことで最新データをつねに閲覧できる。

 一方、1995年に設立されたホークソフトは保険販売代理店の管理システムを提供している。

 両社は今回の提携のもと、ホークソフトのシステムにサーティフィシャルの機能を統合する計画だ。

 PRニューズワイヤーによると、統合が完了すれば、ホークソフトで加えた変更内容がサーティフィシャルに自動的に反映される。また、保険契約の解約や失効も即座に自動的に反映されるため、保険を持たない業者が作業現場に入るといったことがなくなる。

 サーティフィシャルのピーター・テレシCEOは、保険業界団体のアコード(ACORD)で最高技術責任者を務めたことがある。「ホークソフトとの提携は、旧式の保険証書を変化させていくうえで重要な通過点だ」と同氏は話した。

 サーティフィシャルは、独立保険販売代理店や仲介業者に対してサービスを無償で提供している。サーティフィシャルとホークソフトの両方を利用している顧客らは、ホークソフトのオンラインいちば「マーケットプレイス」で、それらの統合機能を有効化できるようになる。

https://www.prnewswire.com/news-releases/hawksoft-partners-with-innovative-proof-of-insurance-and-dynamic-verification-platform-certificial-301150375.html