Friday, October 30, 2020 8:28 AM

日野とTRATON、電動化で提携

 日野自動車とVWの商用トラック部門のTRATON SE(ドイツ、CEO:マティアス・グルンドラー)は、電動車の企画と提供に向けた協業契約を締結した。両社は独自の強みを融合させ、EVや燃料電池車(FCV)の開発、ソフトウェアや各種インターフェイスを含む電動プラットフォームや電動化コンポーネントの共通化に活用していく。両社メンバーでチームを形成し、スウェーデンのセーデルテリエで活動を開始し、のちに東京にも拠点を構える。

 TRATONのグルンドラーCEOは2025年までに10億ユーロを電動化に投資することを明らかにした。

 2018年4月、日野とVolkswagen Truck & Bus GmbH (現TRATON)は、長期視点、対等かつ互恵的な戦略的協力関係の構築に向けた合意書(Strategic Cooperation Framework Agreement)に調印した。両社は19年に調達ジョイントベンチャーを設立した。