Monday, November 09, 2020 9:10 AM

マシモ、身体装着型の生命兆候モニターを発表

 医療機器大手のマシモ(Masimo、カリフォルニア州アーヴァイン拠点)は先日、身体装着型の非侵襲型生命兆候モニター「レディアス(Radius)VSM」を発表した。

 ビジネス・ワイヤーによると、マシモは、レディアスVSMのCE(Conformite Europeenne、欧州市場における基準適合)認証を取得したことで、欧州向けに同製品を発売する計画だ。

 レディアスVSMは、からだに装着するだけで体内酸素飽和度や非観血的血圧、体温、呼吸数、心電図を読み取る。そのため、患者にとって身体的負担が非常に軽い。モジュラー設計であることから拡張性に富み、頑強性と耐水性も備える。

 レディアスVSMには高解像度の指触操作画面も含まれる。さらに、マシモの遠隔監視システムと無線接続することで、測定データを電子医療記録に自動転送することも可能だ。

 電源は充電池。1回の充電で約半日もつ。

https://www.businesswire.com/news/home/20201101005062/en/Masimo-Announces-Limited-Market-Release-of-Radius-VSM%E2%84%A2