Wednesday, June 09, 2021 10:32 AM

BAEシステムズ、IIoTを活用し未来工場を整備へ

 国防や航空宇宙、セキュリティー・ソリューション大手のBAEシステムズは、産業用モノのインターネット(IIoT=Industrial Internet of Things)プラットフォーム専門ソフトウェア会社PTCと提携し、BAEの事業施設を接続化する計画だ。

 エアロスペイス・マニュファクチャリング誌によると、PTCは同提携のもと、シングスワークス(Thingworx)とケップウェア(Kepware)という自社ソフトウェアによってBAEの4万平方フィートの工場を接続化し、データのリアルタイム処理をはじめ、原材料の供給過程や生産工程、設備の保守管理を大幅に合理化かつ効率化する。

 同工場はその結果、多種多様のロボットや自律稼働ロボット、機械設備、インテリジェント・ワークステーションのプラットフォーム群をつなげ、それらから集められる産業データへのアクセスや制御、整理、管理を実行できるようになる。

 産業現場のデータの制御と活用を完全に管理できるようになることで、同工場はリアルタイム・データをスクリーンに即時表示し、さまざまの工程や作業の流れ、計画、対応、意思決定を最適化できる。

https://www.aero-mag.com/bae-systems-tempest-programme-08062021/