Tuesday, August 17, 2021 10:16 AM

VWのEV充電子会社、25年までに北米のインフラ倍増へ

 フォルクスワーゲン(VW)のEV充電事業子会社エレクトリファイ・アメリカ(Electrify America)は、今後4年で米国とカナダの充電インフラを2倍以上に拡大する計画を発表した。2025年末までに1800カ所以上の高速充電ステーションと1万基の充電器を設置するという。

 ロイター通信によると、充電インフラは電力・ガス会社、自動車メーカー、大手石油会社などから注目され、EVの世界的な導入拡大が見込まれる中で各業界とも電力需要の高まりを収益に結びつけたいと考えている。

 ロイターは最近、VWがEVインフラの構築に向けて外部資金を活用するため、エレクトリファイ・アメリカ株式の一部売却を検討していると伝えていた。

 チャージポイント(ChargePoint)やテスラのスーパーチャージャー(Supercharger)事業と競合するエレクトリファイ・アメリカは現在、約2850の急速充電器を備えた充電ステーションを米国内の635カ所で運営している。

https://www.reuters.com/business/sustainable-business/volkswagens-ev-unit-plans-double-charging-infrastructure-by-end-2025-2021-07-13/