Thursday, September 30, 2021 9:06 AM

ミシガン、EV用非接触充電道路の建設を計画

 ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は、このほど同州で開催された自動車関連の体験型イベント「モーター・ベラ」で、近く州内の公道に米国初のワイヤレス充電インフラを構築する計画を発表した。

 州政府のウェブサイトで発表されたメモによると、「電化道路」を実現するこの非接触車両充電パイロットプログラムは、州運輸局と州次世代モビリティー・電動化事務局(Office of Future Mobility and Electrification)の共同事業。電動のバス、シャトル(送迎車)、乗用車は走行中に充電でき、充電のために停車することなくEVを走らせ続けられるようになる。

 継続的なEV走行を可能にし、公道を安全で持続可能な共有エネルギープラットフォームに変えることで、消費者や業務用車所有企業によるEVの採用を加速させる可能性がある。

 州運輸局は、オークランド、ウェイン、マコーム各郡の州道沿いで1マイル区間の「非接触車両充電パイロット」展開を考えており、設計、資金提供、評価、反復、テスト、および実装のための「提案依頼書」を近く発表する予定。

 ホイットマー知事は「ミシガンはこの国で初めて舗装道路を導入した。今度は経済と環境を支える革新的なインフラで未来の道路への道を開こうとしており、2050年までにカーボンニュートラル実現という目標達成に貢献するだろう」と話した。

https://www.michigan.gov/whitmer/0,9309,7-387-90499_90640-568674–,00.html