Wednesday, October 06, 2021 9:27 AM

半導体不足は最悪の状況、アウディ会長〜楽観的見方のGMに反論

 VW傘下のアウディのマルクス・ドゥスマン会長は、半導体不足について「本当に困っている。最悪の状況だ」と述べた。ロイター通信に語った。半導体不足は、近く改善するとしたGMの見方に真っ向から反論した格好だ。

 ドゥスマン氏は「今年上半期は非常に堅調だったが、下半期ははるかに低調になる見込みだ」と予想。半導体不足から、生産がその場しのぎの対応を余儀なくされていると明らかにした上で、VWグループとして半導体メーカーとの連携を密にし、危機を克服すると説明した。

 また、「EVの売り上げがエンジン車を上回るのは今年か、来年か、あるいは2023年か」と発言した。