Thursday, February 17, 2022 11:40 AM

IoTがファッション業界の革新に寄与

 モノのインターネット(Internet of Things=IoT)がファッション業界と小売業界を変えつつある。

 BBNタイムスによると、IoTは、消費者がメーカーやブランド会社、店舗といった日常的な対象と接続化してやりとりすることを可能にするほか、供給側は消費者感情を把握しながら消費者とブランドの双方向のやりとりを強化し、販促に役立てられるようにする。

 消費者は、服のサイズやブランド、素材を含むさまざまの要素を吟味することから、自分に最適の服を選ぶことに苦労する場合もある。そこでファッション業界では、消費者が衣服データに簡単にアクセスできるにすることで、買い物のあり方を大きく変えようとねらっている。

 それと同時に、服と健康管理を融合するという取り組みもすでに進んでいる。生地にスマート検知器を縫い込むことで、心拍数や体温を追跡でき、靴下が歩数や消費カロリーといったデータを計測することが簡単に実現する。それらのデータは、貴重な健康情報を専門家や医師に提供し、健康状態の測定基準を追跡することを可能にする。

 ファッションにおけるIoT活用は、たとえば、素材に関する通知や紛失時の発見(検出)、あるいは着こなし方の提案といったさまざまの機能を利用者に提供できる可能性がある。

 昨今、ファッション・ブランド会社らは、IoTの追跡機能を活用することで商品喪失の防止と在庫管理の効率化を図っている。また、バーコードやRFID(radio frequency identification)タグによる不正追跡、顧客忠誠心の向上、人気商品の変化といった市場動向の追跡にも役立っている。

 さらに、スマート姿見を実在店舗に設置することで、試着者がいろいろな服を瞬時に試せるようにできるほか、購入者の要望に応じたカスタマイズを大幅に簡便化でき、発注前に丈やサイズ、デザイン、パターン、色を仮想的に変更できるようになる。

 現在、多くのファッション・デザイナーらがIoTと衣料を融合させようとしている。服をどこかに置き忘れた場合にその所在地を持ち主に知らせる機能はその一例だ。服に着けられた検知器が持ち主のスマートフォンに発信して正確な位置情報を知らせることが近い将来に実用化されるとみられる。

https://www.bbntimes.com/environment/how-iot-is-revolutionizing-the-fashion-industry