Wednesday, April 06, 2022 11:20 AM

マイクロソフト、新たな遠隔支援サービスを市場投入

 マイクロソフト(Microsoft)は4月5日、「ハイブリッド勤務の未来(Future of Hybrid Work)」催事の一環として、エンドポイント・マネジャー(Endpoint Manager)を更新するとともに、それを近く拡張する計画を明らかにした。

 エンドポイント・マネジャーは、利用会社らのIT管理部署が、職場で使われる各種の端末群を管理および保護するほか、アジュール・アクティブ・ディレクトリー(Azure Active Directory)と緊密に連携してアクセスやIDを制御し、利用者や端末を確認するためのプラットフォームだ。

 テッククランチ誌によると、同プラットフォームは、新型コロナウイルス・パンデミックの発生以来、ますます複雑化しており、利用会社らのIT部署の仕事を煩雑化している。エンドポイント・マネジャーの機能更新はその解消を図るものだ。

 同社が「マイクロソフト・アドヴァンスト・マネジメント(Microsoft Advanced Management)」という名称で同プラットフォームに最初に導入する新機能は、遠隔支援(remote help)だ。

 遠隔支援は、各社のIT担当者らがチームヴューワー(Teamviewer)を使って従業員らのためにコンピューターの諸問題を遠隔から解決する。同機能には、端末が正しく設定されているかどうかや、支援する側と支援される側の全員が本人であることを確認するために必要な安全対策機能も含まれる。

https://techcrunch.com/2022/04/05/microsoft-launches-a-new-remote-help-service-for-it-teams/