Wednesday, October 19, 2016 10:15 AM

ウォルマートの太陽光設置容量が142MWに〜今後は蓄電設備の導入を積極化

 ウォルマートの太陽光発電設置容量は、2015年に142メガワットに達した。企業による設置規模としては最大級だ。

 グリーンテック・メディアによると、ウォルマートのエネルギー担当副社長マーク・バンダーヘルム氏は、サンディエゴで開かれた蓄電業界の会議で講演し、蓄電設備の設置を今後さらに増やして、再生可能エネルギー100%を目指す戦略を説明した。

 同社はこれまでに17ヵ所で蓄電設備を設置した。いずれもカリフォルニア州にある。それらの設備は現在、ピーク時の送電網電力の使用を削減する目的で使われている。

 ウォルマートは今後、周波数調整や需要反応、電力供給市場での入札、予備電源、さらにマイクログリッドへの統合といった用途も考えている。

 バンダーヘルム氏は、ウォルマートの店舗が非常時に地域内の生活拠点として機能できるようにする構想を示し、「自然災害後に地域社会が再始動するための場所になりたい」と話した。

 ウォルマートは、各店舗の屋上や駐車場に大量の太陽光発電設備をすでに設置しており、かなりの発電容量を誇る。また、マイクログリッド機能を備えた店舗もあることから、蓄電設備を追加することは、電力の自給自足を実現するうえで自然の成りゆきといえる。

 GTMリサーチによると、米国の商工業向け蓄電市場は2013年以来の設置容量が50.7メガワットに達した。ウォルマートは米国内に5000店以上の店舗を持つことから、そのうち250店が200キロワットの蓄電システムを導入するだけでも、これまでの累積設置量に相当する規模となる。

http://www.greentechmedia.com/articles/read/walmart-corporate-solar-deployments-storage-batteries