Thursday, January 19, 2023 5:57 AM

GMラモスアリスペ工場、24年からEVのみ製造へ

 GMメキシコのラモスアリスペ工場では、EVモデルだけを製造することが、メキシコ経済相のツイッター投稿で明らかになった。

 エレクトライブによると、GMの代表団はメキシコのラケル・ブエンロストロ経済大臣との会談で、北部コアウイラ州のラモスアリスペ工場では24年以降、EVだけを製造する予定だと述べた。5000人の新規雇用が見込まれるという。

 GMは22年、EVの製造に向けてラモスアリスペ工場の改修に着手した。その時点では、しばらくの間同工場の古い部分で内燃エンジン車の製造が続けられると言われていた。同社は計画の変更を発表しておらず、今のところ情報源はメキシコ経済省側のツイッター投稿のみ。

 GMは将来、ラモスアリスペ工場で「シボレー・ブレイザー」と「エクイノックス」両クロスオーバーのEVバージョンを製造する。米ウェブサイトのGMオーソリティーによると、ホンダとGMの提携の一部としてGMのEV用電池「アルティアム」を共有するホンダのSUV型EV「プロローグ」も同工場で製造される。内燃エンジン車、少なくともエクイノックスに関しては生産終了を意味するわけではない。同モデルは、同じくメキシコにあるGMのサンルイスポトシ工場でも生産されているからだ。