Friday, February 03, 2023 5:57 AM

4Q生産性改定値、3.0%上昇〜単位労働コスト1.1%上昇

 労働省が2日発表した2022年10〜12月期の非農業部門の労働生産性改定値(季節調整済み)は、年率換算で前期比3.0%上昇した。前年同期比では1.5%低下だった。

 同省ウェブサイトによると、賃金の指標である単位労働コストは前期比1.1%上昇。前年同期比では4.5%上昇した。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産高が3.5%、労働時間は0.5%それぞれ増えた。前年同期比では生産が0.8%増、労働時間は2.3%増だった。

 時間当たりの労働報酬は名目ベースで前期比4.1%増加。前年同期比は3.0%増えた。物価動向を考慮した実質ベースでは前期比1.0%増。前年同期比は3.8%減だった。

 製造業の生産性は前期比1.5%低下。生産高が2.6%減少、労働時間は1.1%減だった。前年同期比の生産性は1.5%低下。生産高が1.0%増、労働時間は2.5%増だった。

 22年7〜9月期の非農業部門の労働生産性は、前期比0.8%上昇から1.4%上昇へと改定された。