Wednesday, March 29, 2023 11:56 AM

アップル、ペイ・レイター・サービスを提供

 アップル(Apple)は3月28日、消費者らが購入商品の代金を6週間で4回に分けて払えるようにする新サービス「アップル・ペイ・レイター(Apple Pay Later)」を発表した。

 CNBCによると、アップル・ペイ・レイターの利用者らは、アップル・ウォレット(Apple Wallet)を使うことで返済や商品追跡を管理(確認)できるようになる、と同社は説明した。

 同サービスでは、利用者は購入代金50ドルから1000ドルの分割支払いを申し込め、6週間以内で4回に分けて完済するかぎり無利子かつ手数料なしで利用できる。

 アップルは、マスターカード・インストールメンツ(Mastercard Installments)制度のもと、アップル・ペイをすでに受けつけている商業者たちがアップル・ペイ・レイターに対応できるようにするために、ソフトウェアの導入や変更を必要としないよう設計した。

 同社は、一部の限定的利用者らを対象に、アップル・ペイ・レイターの試験版へのアクセスを提供開始し、今後数ヵ月以内にすべての利用者に提供する計画だ。

 規定内の分割払いが認められた利用者は、アイフォーンやアイパッドでアップル・ペイを使う際に、「ペイ・レイター」の選択肢が表示されるようになる。利用者はそのほか、決済時に分割払いを申し込むこともできる。本人認証は、iOSのフェイスID(Face ID)とタッチID(Touch ID)、そしてパスコードによって実行される。

 近年、オンライン小売業界では、「いま買って、あとで払う(buy now pay later)」という事業モデルが主流化している。その種のサービスでは、小売サイトと第三者フィンテック業者の提携のもと、オンライン購入者の決済時に、規定期間内かつ規定回数内での完済を前提に無利子かつ手数料なしで購入できる選択肢が支払いページに表示される。

 ショッピファイの台頭と成長の大部分は、「いま買って、あとで払う」サービスの浸透によってもたらされた。同市場では複数のフィンテック新興企業らが新たに台頭しており、同サービスの浸透を加速させている。

https://www.cnbc.com/2023/03/28/apple-pay-later-launches-in-us.html