Friday, August 30, 2024 7:12 AM

いすゞ、米AVソフト開発会社と提携〜レベル4自動運転トラック開発へ

 いすゞ自動車(南真介社長COO)と自動車ソフトウェアメーカーのアプライド・インテュイション(Applied Intuition、Qasar Younis共同創設者兼CEO、カリフォルニア州)は、レベル4自動運転トラック開発を目指す戦略的提携契約を締結した。期間は最大5年間。

 いすゞはアプライドが有するシリコンバレーの先進技術を活用して自動運転事業を早期に開始し、「物流2024年問題」をはじめとする物流関連の社会課題の解決を主導する。

 いすゞは中期経営計画で、自動運転ソリューションを新事業の柱に掲げている。27年度から日本、北米を起点に自動運転レベル4のトラック・バス事業開始を目指してアプライドと戦略提携し、幹線輸送向けの自動運転技術開発を進める。

 26年度にいすゞが規定するODD(運行設計領域。自動運転システムが作動する前提となる走行環境条件)の下でモニター実証を行い、27年度中の自動運転レベル4トラック事業の開始を目指す。