Tuesday, November 18, 2025 6:36 AM

ホンダ、北米工場24日から通常稼働

 ホンダは18日、ネクスペリアの製品供給不足の影響で生産の停止や調整を行っていた北米の四輪工場について、24日からの通常稼働を目指すと明らかにした。ロイターが報じた。

 ホンダは代替品を調達するなど対策を講じたほか、半導体の出荷が一部で再開され始めた。メキシコでの生産は、10月28日から停止しており、カナダや米国の工場も10月27日から生産調整している。

 ホンダによると、11月24日からメキシコでの生産を再開し、カナダや米国の工場では稼働率を引き上げる。ただし、状況が流動的で、通常稼働の再開は「確定ではなく変更となる可能性はある」とも話している。

 ホンダの貝原典也副社長は7日の決算会見で、半導体供給不足による生産減少が2026年3月期通期の営業利益を1500億円押し下げる見込みと説明していた。