Tuesday, January 27, 2026 6:50 AM

GM、「ビュイック」生産を中国から米国に移転へ

 GMは中国で製造しているSUVを米国に移転する計画を明らかにした。トランプ政権による関税導入に対応し、米国工場の稼働を拡大する。

 ロイターによると、GMは2017年から約10年間、中国から輸入してきたビュイックの中型SUV「エンビジョン」の中国での生産を終了する。次世代モデルを2028年からカンザス州のフェアファックス組立工場で生産する予定だ。

 GMは2018年以降、同モデルに25%の関税を課されており、第1次トランプ政権下では関税の免除を得られなかった。またエンビジョンは、全米自動車労働組合(UAW)の幹部やミシガン、オハイオといった選挙の激戦州の組合員らから、中国製品として批判の的になってきた。第2次トランプ政権が始まった25年にはさらに関税が引き上げられた。

 GMは2025年、SUV「シボレー・イクイノックス」の生産をメキシコからフェアファックスに移管すると発表した。フェアファックス工場ではEV「シボレー・ボルト」の限定生産を開始しているが、ボルトの生産終了後、内燃エンジンモデル専用に改修し、イクイノックスの生産は27年に開始する。

 GMはまた、「シボレー・ブレイザー」の生産も2027年にメキシコからテネシー州スプリングヒル工場に移転する。