Friday, July 24, 2026 7:29 AM

つながる車の「脱中国」にコスト増の壁

 バイデン前政権下の25年、インターネットに常時接続する「コネクテッドカー(つながる車)」に関し、中国の部品やソフトウェアを使用した車両の輸入・販売を禁止する規則が導入された。規則では、27年モデルから中国製ソフトの使用が、30年モデルからはハードウェアの使用が禁止される。自動車メーカーは何年も前から車両プログラムを計画しているため、早急に規則に準‌拠したサプライヤーを確保しなければならない。サプライヤーの方も対応に追われている。

◇30年までに自立

 ロイターは、オハイオ州クリーブランド市の南部ソロンに25年終盤に創設された電子機器メーカー、イーグル・ワイヤレス(デンビンスキー社長)を例にしてこの問題を取り上げた。一見、何の変哲もない工場で、自動車製造における「脱中国」というサプライチェーン(供給網)大転換の取り組みが行われているからだ。

 イーグル・ワイヤレスは、車両が外部とワイヤレス通信できるようにする小型回路基板であるモジュールの設計について、中国の移遠通信(クエクテル・ワイヤレス・ソリューションズ)からライセンス供与を受けて事業を開始し、今は、30年という期限までの自社技術として確立するという課題と、生産規模の拡大に取り組んでいる。