Friday, September 04, 2026 7:01 AM
車載ソフトの無線更新、SDVの基本機能に
オートモーティブ・ニュースによると、車載ソフトウェアのOTAアップデート(無線更新)はソフトウェア定義型車(SDV)の基本機能となり、いかにSDVを改善し顧客価値を生み出せるかが重要になっている。
◇市場は拡大
マーケット・グロウス・リポーツの市場分析では、25年末時点でコネクテッドカーは4億5000万台以上に達し、その94%にリモートアップデート用の無線通信機能が標準搭載されている。自動車メーカーは、OTAによって車両をディーラーに持ち込ませることなくソフト更新やリコール対応を実施でき、物流費や人件費を削減している。
OTAによるサービスは、従来のナビゲーションやインフォテインメント機能だけではなく、バッテリー管理、サスペンション制御、サイバーセキュリティーなど車両の中核機能にまで広がっている。自動車用のOTAアップデート市場は現在の53億ドルから34年までに約220億ドルに成長すると予測されている。
◇速さか信頼性か
テスラは、数多くの新しい機能や能力を迅速に展開し、それらを継続的に改善している。26年6月のアップデートでは「完全自動運転(FSD)」機能を更新して、ナビゲーションやセキュリティーの改善も実施した。これに対しフォードは、信頼性の高いソフトウェア運用と顧客の利用・定着に重点を置いており、毎月ではなく、米国では四半期ごと、欧州では年3回のソフトウェア更新を採用している。