Thursday, September 10, 2026 7:00 AM
高価な自動運転より運転支援を重視〜北米の消費者
新車購入を検討している北米の消費者の間で、高価な半自動運転システムよりも、基本的な運転支援機能や安全装備を重視する傾向が強まっていることがオートパシフィックの調査で分かった。オートモーティブ・ニュースが伝えた。
◇経済環境を反映
調査は2022年に始まり、3年以内に車の購入を予定する消費者を対象に行われている。1万9000人以上が回答した26年調査(5回目)で「最も欲しい装備」として挙がったのは、パーキングセンサー、死角確認カメラ、車間距離制御装置(ACC)だった。回答者の40%以上が、シートヒーターやドライブレコーダーとともにそれらを「欲しい装備トップ15」に選んだ。いずれも価格は400ドル以下と推定される。
25年調査では、高速道路で使えるハンズフリーの半自動運転機能や、数千ドルの初期費用または定額サービス契約(サブスクリプション)が必要な完全自動運転システムが人気の上位を占めており、わずか1年で内容が大きく変わった。オートパシフィックの社長兼チーフアナリスト、エド・キム氏によると、新車の平均購入価格が約5万ドルに達し、インフレ圧力も続く中、消費者は高価な先進技術や高級装備よりも、比較的安価で標準装備になっていることも多い安全関連の装備を優先するようになっている。キム氏は「現在の経済環境を非常によく反映した結果」と指摘した。