Friday, October 30, 2026 7:15 AM
ダコタ、デトロイト工場を閉鎖へ~ステランティスからの契約喪失で
ダコタ・インテグレーテッド・システムズ(ミシガン州 ホルト)は、二つのSUVモデル向け受注を失ったためデトロイト工場を閉鎖し、従業員397人を解雇する。
オートモーティブ・ニュースによると、同社は約5年前に5500万ドルを投じて延べ床面積34万5000平方フィートの同工場を建設し、近隣の組立工場群で生産される「ジープ・グランドチェロキー」と「ダッジ・デュランゴ」向けにインストルメントパネルを製造している。
工場内の生産ライン2本のうち1本は12月末に恒久的に停止し、残る1本も27年3月末に停止する。
ダコタは、ステランティスの子会社CPKインテリア・プロダクツを直接の顧客とする「指定2次サプライヤー」。直接の取引先はCPKだが、取引関係はステランティスが管理している。アーロン・リバースCEOによると、CPKは競争入札でより低い価格を提示した他社に調達先を変更した。デトロイト工場は売却か別の事業に転用する可能性もあるが、新しい案件はまだ確保できていない。
ステランティスでは30年ぶりの新設自動車組立工場となったジープ工場の波及効果として、ダコタのデトロイト工場建設は、市当局から高く評価されていた。
ダコタはRush Group LLCとMagna Internationalの合弁会社。米国・カナダの14拠点で、オーバーヘッドシステム、冷却モジュール、サスペンション、フロント・リアフェイシアなどのモジュール組立、シーケンス供給を行い、2500人以上を雇用している。