Monday, November 28, 2016 6:21 PM

容疑者はソマリア系学生 大学襲撃、テロの疑いも

 オハイオ州コロンバスのオハイオ州立大で28日起きた学生らへの襲撃事件で、大学当局は同日、襲撃し警察に射殺された男がアブドル・ラザク・アリ・アータン容疑者で、同大の学生だったことを明らかにした。

 米メディアによると、アータン容疑者はアフリカ東部ソマリア出身の18歳。ソマリアはイスラム過激主義の影響が強いことなどから、警察は大学襲撃がテロ目的だった疑いもあるとみて動機などの解明を進める。

 28日午前の襲撃は当初、銃撃事件として通報されたが、アータン容疑者は銃器を持っていなかった。大学構内に乗用車を乗り入れ、歩道上の数人に突っ込んだ上、肉切り包丁で数人に切り付け、駆けつけた警察官に射殺された。(共同)