Thursday, June 07, 2018 10:38 AM
商務省、不当廉売で最終決定〜中国製フランジに制裁方針
商務省は6日、中国製ステンレス鋼フランジ(継ぎ手)が米国に不当に安く輸出されているとして、反ダンピング(不当廉売)関税を適用する方針を最終決定した。連邦機関の国際貿易委員会(ITC)が7月19日前後に国内産業への被害を認定すれば、制裁関税が課される。
スティール・ニューズによると、商務省は、問題の中国製ステンレス鋼フランジが公正と考えられる価格より257.11%安く国内で売られていたと判断した。この結果、同省は税関国境警備局(CBP)に中国製フランジを輸入する業者から引き続きこの基準に基づいて現金を徴収するよう指示する。中国製フランジの2017年輸入額は推定2180万ドル。
不当廉売は、米国フランジ製造者連合(CAFP)とその会員であるイリノイ州とテキサス州の業者が申し立てていた。
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