Friday, September 07, 2018 10:07 AM

2Q生産性改定値、2.9%上昇〜単位労働コスト1.0%低下

 労働省が6日発表した2018年4〜6月期の非農業部門の労働生産性改定値(季節調整済み)は、年率換算で前期比2.9%上昇した。前年同期比では1.3%上昇だった。

 同省ウェブサイトによると、賃金の指標である単位労働コストは前期比1.0%低下。前年同期比では1.9%上昇した。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産高が5.0%、労働時間は2.0%それぞれ増えた。前年同期比では生産が3.5%増、労働時間は2.2%増だった。

 時間当たりの労働報酬は名目ベースで前期比1.9%増加。前年同期比は3.2%増えた。物価動向を考慮した実質ベースでは前期比0.2%増。前年同期比は0.5%増だった。

 製造業の生産性は前期比1.5%上昇。生産高が3.0%増加、労働時間は1.5%増だった。前年同期比の生産性は横ばい。生産高が2.1%増、労働時間は2.2%増だった。

 18年1〜3月期の非農業部門の労働生産性は、前期比0.3%上昇のまま改定なし。