Thursday, April 18, 2019 10:03 AM

フェイスブック、仮想執事端末を開発中

 フェイスブック(Facebook)は現在、自然言語処理人工知能仮想執事の開発に注力している。

 同分野では、アマゾン(Amazon)のアレクサ(Alexa)やグーグルのグーグル・アシスタント(Google Assistant)、アップル(Apple)のシリ(Siri)が市場を牛耳っている。フェイスブックは、独自の仮想執事を開発することでそれらの先行大手らに対抗する計画だ。

 ビジネス・インサイダー誌によると、フェイスブックの広報担当は、「仮想執事技術を自社製品のポータル(Portal)やオキュラス(Oculus)といったAR/VR(拡張現実と仮想現実)製品や、これから開発する新製品に対応させる」と説明した。

 CNBCは同件について、フェイスブックの仮想執事開発班が仮想執事端末供給網の複数の業者と接触していると報じたばかり。

 市場調査会社イーマーケターによると、仮想執事端末(スマート・スピーカー)市場では、最大手アマゾンのエコーが63.3%の占有率をにぎり、31%で2位のグーグル・ホームを大きく先行している。同市場に参入したばかりのアップルのホームポッドは、占有率がまだ一桁台の前半で非常に苦戦している。

https://www.businessinsider.com/facebook-building-voice-controlled-ai-assistant-2019-4