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Tuesday, May 14, 2019 10:00 AM

アマゾン、辞職して配達業を立ち上げる社員に奨励金

　アマゾン（Amazon）は13日、アマゾンを辞職して自身の配達サービス業を立ち上げる社員らに、最大1万ドルの奨励金と起業費用、3ヵ月分の給与を払う方針を打ち出した。

　アマゾンは、プライム（アマゾンの有料会員制）顧客の購入品をアマゾン・ブランドの配達用バンとユニフォームで配達する個人事業を立ち上げる一般の人たちに奨励金を払う制度を2018年6月に発表していた。これまでに200件以上の制度利用がある。

　CNNビジネスによると、同制度にはアマゾン社員たちから関心が寄せられ、同社は今回、同制度を社員にも適用することを決めた。

　同社は、米郵政公社やUPS、フェデックスといった第三者配達サービス大手らを使っているが、配達量の激増や配達コストの増大、プライム顧客らへの同日または翌日配達サービス、市場競争激化を受けた一般顧客らへの配達迅速化サービスの拡充によって、配達業務のひっ迫に直面している。そのため、プライム顧客の購入品配達に特化した独自の配達網を構築すべく、宅配サービスの起業を奨励している。

【https://www.cnn.com/2019/05/13/tech/amazon-employees-deliveries/index.html】