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Wednesday, May 15, 2019 9:36 AM

アドビ、アマゾンと提携し小売業者を支援

　デジタル出版および販促ソフトウェア大手アドビ（Adobe）は14日、アマゾン（Amazon）との協業を発表し、アマゾンの販売サイト上で小売業者らの売り上げ増を支援するための提携を明らかにした。

　インベスターズ・ビジネス・デイリー紙によると、アドビは合意のもと、自社のマジェント・コマース（Magento Commerce）というサービス群をアマゾン・サイトに統合し、アマゾン・ペイ&フルフィルメント・バイ・アマゾンといったデジタル・ツール群と連携させる。

　両社の合意は、アマゾン・サイトでの存在感や自社のオンライン店舗に関する認知度を高める方法を、アマゾン・サイトに出店する第三者小売業者らに提供するもの。

　アドビは、アマゾンとの提携によって、たとえばサイト・ページの表示が高速化され、転換率（消費者が購入客になる率）の向上を小売業者らが見込めるようになるほか、サイバー・マンデイ（感謝祭明けの月曜日）といった書き入れ時に販売力を臨時に増強できるようになる、と説明している。

　両社はさらに、マジェント・コマースをアマゾン・ウェブ・サービシズ（Amazon Web Services=AWS）のクラウド接続網で走らせることで、ワン・クリック決済といった簡便化機能を第三者小売業者らが自社商品に簡単に適用できるようになる、と話した。

【https://www.investors.com/news/technology/adobe-stock-amazon-stock-partnership/】