Tuesday, June 04, 2019 10:40 AM
ブロックチェーンでマグロを追跡
海産物加工食品製造大手のバンブル・ビー・フーズ(Bumble Bee Foods、サンディエゴ拠点)は、SAPのクラウド基盤ブロックチェーン・プラットフォームを採用して、インドネシアの漁村から加工場、そして米国内の小売店までキハダマグロの供給網を追跡している。
クリプト・ブリーフィング誌によると、バンブル・ビー・フーズのトニー・コスタ最高情報責任者は、商品開発での革新に加え、ブロックチェーンによって海洋資源の流通を追跡することで、海と事業の生態系の長期的健全性を守る、と説明した。
同氏によると、SAPのブロックチェーン・プラットフォームを活用することで、「供給網に乗るすべてのマグロを追跡でき、不法収穫によるものでないことを担保すると同時に、同社の国際海産物持続可能性財団(Seafood Sustainability Foundation)の世界最高水準の基準を満たすことを世界規模で確認できるようになる」。
バンブル・ビー・フーズは、商品包装に印刷されたQRコードを供給網関係者や消費者がスキャンすれば、当該商品原料の原産地と同社のキハダマグロ加工商品の供給網履歴に関する詳細情報をSAPのブロックチェーン・プラットフォームによってすぐに確認できるようにした。
【https://cryptobriefing.com/tracking-tuna-ocean-table-blockchain/】