Friday, June 14, 2019 9:52 AM
ネットフリックス、オンライン・ゲーム市場に進出
動画逐次配信サービス最大手ネットフリックス(Netflix)は12日、オンライン・ゲームの逐次配信サービスを開始する計画を明らかにした。同社は、動画逐次配信サービス・プラットフォームをゲームに応用することで、デジタル・コンテント逐次配信サービス帝国を築き上げようとねらう。
ブルームバーグによると、同社はその第一弾として、10代に人気の独自番組「ストレンジャー・シングス(Stranger Things)3」のオンライン・ゲーム版を7月4日に提供開始する。同作品では、モバイル端末版が2020年に市場投入される見通し。モバイル端末版では、利用者のスマートフォンの位置情報が使われる。同社はそのほか、版権を取得した作品のオンライン・ゲーム版も2019年秋に提供する計画だ。
それらのゲームはまだ開発されていない。
ロサンゼルスで11〜13日まで開かれていたことしのゲーム見本市E3では、ゲーム業界以外によるクラウド型ゲーム・サービス分野への進出が非常に目立った。マイクロソフトが月額15ドルのゲーミング・サービスをことし10月に開始する計画を発表したことがその典型だ。
そのほか、E3に出展しなかったグーグルも、同様のサービスを開始する計画を最近に明らかにしたばかり。
【https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-06-12/netflix-takes-step-toward-multimedia-empire-with-new-video-games】