Friday, July 19, 2019 10:00 AM

6月のCB景気先行指数、0.3%低下

 調査会社カンファレンス・ボード(CB)が18日発表した2019年6月の景気先行総合指数(16年=100)は111.5となり、前月比0.3%低下した。

 同社ウェブサイトによると、一致指数は0.1%上昇の105.9(前月は0.2%上昇)、遅行指数は0.6%上昇の107.7(同0.2%低下)だった。

 同社のエコノミスト、アタマン・オジルディリム氏は「主に製造業の新規受注や住宅着工許可件数、失業保険申請件数の弱さが影響して、6月の景気先行指数は18年12月以来初めて低下に転じた」と指摘しながら、「景気拡大が史上最長の11年目に入り、指数は年後半も経済成長が鈍いことをうかがわせる」と分析した。