Thursday, July 25, 2019 9:48 AM
パイプライン管理に機械学習を活用
ワンソフト・ソリューションズ(OneSoft Solutions)は、同社のサース(SaaS=software-as-a-service)ソリューション「コグニティブ・インテグリティー・マネジメント(Cognitive Integrity Management=CIM)」について、完全子会社のワンブリッジ・ソリューションズ(OneBridge Solutions)がコンサルティング会社ウォーリー(Worley)と提携し、米国の大手電力&天然ガス企業1社とのあいだで試験運用を開始することを明らかにした。
ワンソフトのプレス・リリースによると、試験参加企業は、特定基盤設備のパイプライン保全管理のためにCIMの最新データ科学と機械学習機能を試用し、何ヵ月かにわたってパイプライン運用工程を改善および最適化できるかを評価する。
試験参加企業名は非公開だが、ウォーリーによると、同社は米国東部で750万顧客以上に天然ガスと電力を供給するフォーチュン500企業と説明した。
同社は、安全性とコスト削減を目的にデータ科学を活用してきた。
ワンブリッジは試験にあたって、一部のパイプラインのインライン検査(ILI)データ標準化やデータの取得と加工、特定の形状とILIファイルの地図化、異常の調整、成長率の試算を行う。
CIMは、データ科学およびワンソフト独自の機械学習アルゴリウムを利用するパターン検出(Pattern Detection)と脅威処理(Interacting Threats)によって、予測解析や先端ビジネス・インテリジェンス、グラフィカル・プレゼンテーション、そしてパイプライン施設管理のためのデータ報告を活用し、パイプラインへの脅威を検出するよう設計されている。
【https://finance.yahoo.com/news/fortune-500-energy-supplier-engages-110000154.html】