Thursday, August 01, 2019 10:15 AM
ハワイの望遠鏡建設延期 日本参加、先住民の抗議で
ハワイ島の先住民の聖地マウナケア山(標高約4000メートル)で、日本も参加して計画中の超大型望遠鏡「TMT」建設への抗議が続いている問題で、建設推進チームが7月31日までに工事再開の延期をハワイ州当局に申し入れた。当局は2021年9月まで約2年間の延期を承認、工事の先送りが決まった。
推進チーム側が譲歩した格好。イゲ州知事は7月17日に非常事態を宣言したが、30日に「現地に重機を運ぶ必要がなくなった。工事は急を要していない」と述べ、撤回した。現地では天候悪化の恐れがあり、危険性も考慮したとみられる。
TMTは口径30メートルの世界最大級の望遠鏡で、米国や日本、中国、カナダなどが参加する国際プロジェクト。州最高裁が昨年秋に工事を認める決定を出し、当局は7月中旬の工事再開を計画していたが、「聖地」だと反発する先住民らのグループが山へと続く道路を閉鎖し座り込みなどの抗議を開始。警察が出動し一部を拘束する事態となっていた。(共同)
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