Friday, November 22, 2019 8:22 AM

10月のCB景気先行指数、0.1%低下

 調査会社カンファレンス・ボード(CB)が21日発表した2019年10月の景気先行総合指数(16年=100)は111.7となり、前月比0.1%低下した。

 同社ウェブサイトによると、一致指数は横ばいの106.5(前月は0.1%上昇)、遅行指数は0.1%上昇の108.1(同0.1%上昇)だった。

 同社のエコノミスト、アタマン・オジルディリム氏は、先行指数が3カ月連続で低下し、6カ月単位では16年5月以来のマイナスとなった要因に、製造業受注や週平均労働時間、失業保険申請の弱さを挙げた。さらに「10月は労働市場が鈍化し、製造業の状況は依然として弱く改善の兆しはない。総合すると経済は2%以下の成長率で年末を迎えそうだ」と指摘した。