Wednesday, December 11, 2019 8:58 AM

3Q生産性改定値、0.2%低下〜単位労働コストは2.5%上昇

 労働省が10日発表した2019年7〜9月期の非農業部門の労働生産性改定値(季節調整済み)は、年率換算で前期比0.2%低下した。前年同期比では1.5%上昇だった。

 同省ウェブサイトによると、賃金の指標である単位労働コストは前期比2.5%上昇。前年同期比では2.2%上昇した。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産高が2.3%増加、労働時間は2.5%増加した。前年同期比では生産が2.3%増、労働時間は0.9%増だった。

 時間当たりの労働報酬は名目ベースで前期比2.3%増加。前年同期比は3.7%増えた。物価動向を考慮した実質ベースでは前期比0.5%増。前年同期比は1.9%増だった。

 製造業の生産性は前期比0.1%上昇。生産高が1.3%増加、労働時間は1.2%増だった。前年同期比の生産性は0.1%低下。生産高が0.5%減、労働時間は0.4%減だった。