Tuesday, March 17, 2020 10:05 AM

マックとスタバ、店内飲食停止〜持ち帰り専門に

 ファストフード店マクドナルドとコーヒー・チェーン大手スターバックスは16日、多くの国内店舗で飲食エリアを閉鎖し、持ち帰りと配達サービスだけ営業することを決めた。

 新型コロナウイルス感染拡大への対応で、ニューヨーク、ロサンゼルスなど世界の大都市の当局がレストランやバーなどの閉鎖に踏み切っている。

 ロイター通信によると、マクドナルドはセルフサービスのドリンクバーや子供向け遊戯エリアも閉鎖する。店舗の大部分を所有するフランチャイジーからの支持も得ているという。

 米国内の店舗のほとんどを所有するスタバは、新型コロナの感染が深刻な地域での店舗を休業にする方針を表明していたが、16日には少なくとも今後2週間、米・カナダの店舗を持ち帰り専門で営業する方針に切り替えた。

 ハンバーガーチェーンのシェイクシャックも15日、米国内の直営店すべてを当分の間持ち帰り専門にすると発表。「かつてない市況」であることを理由に2020年の業績予想も取り下げた。

 カナダのレストラン・ブランズ・インターナショナル傘下のコーヒーチェーン「ティム・ホートンズ」は17日以降、大半の店舗で飲食エリアを閉鎖し、持ち帰りやドライブスルー、配達サービス限定の営業にする。