Thursday, April 02, 2020 10:38 AM

3月のISM製造業景況指数、49.1に低下

 サプライ管理協会(ISM)が1日発表した2020年3月の製造業景況指数は、前月比1.0ポイント低下の49.1となり、製造業景況判断の節目となる50を3カ月ぶりに下回った。

 PRニューズワイヤーによると、調査対象18業種のうち、印刷・同関連、食品・飲料・たばこ製品、衣料・革製品、木材製品、製紙などの10業種が景況は上向いていると答えた。縮小していると答えたのは石油・石炭製品、繊維、輸送機器、家具・同関連など6業種だった。

 個別指数では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で新規受注が7.6ポイント低下の42.2と落ち込んだ。生産は2.6ポイント低下の47.7、雇用は3.1ポイント低下の43.8、製品納入は7.7ポイント上昇の65.0、価格は8.5ポイント低下の37.4だった。このほか、在庫は0.4ポイント上昇の46.9、輸入は0.5ポイント低下の42.1だった。