Wednesday, May 27, 2020 11:12 AM

4月の消費者信頼感、86.6に上昇

 調査会社カンファレンス・ボード(CB)が26日発表した2020年5月の消費者信頼感指数(1985年=100)は86.6となり、前月改定値の85.7から0.9ポイント上昇した。

 CBウェブサイトによると、現況指数は71.1と1.9ポイント低下、期待指数は96.9と2.6ポイント上昇した。

 現況の内訳は「景気が良い」との回答が16.3 %(前月は19.9%)に低下した。一方で「景気が悪い」は52.1%(同45.3%)に上昇した。雇用に関しては「求職が多い」が17.4%(同18.8%)に低下したものの、「求職が困難」も27.8%(同34.5%)に低下した。

 向こう半年間の見通しは「景気が改善する」が43.3%(同39.8%)に上昇し、「景気が悪化する」は21.4%(同25.1%)に低下した。収入に関しては「増える」が14.0%(同17.2%)に低下したものの、「減る」も15.0%(同18.4%)に低下した。