Thursday, November 05, 2020 8:45 AM

輸送業界幹部ら、新時代に向けた規制の枠組み提案へ

 ビジネス界のリーダーや公共政策の専門家グループはこのほど、自動運転車(AV)や電気自動車(EV)など将来の輸送を取り巻く複雑な問題に取り組むための新しい組織「Commission on the Future of Mobility(モビリティの未来に関する委員会)」を立ち上げた。

 ロイター通信によると、委員会の共同議長を務めるのは、カーネギーメロン大学名誉学長のジャレッド・コーン、元フォードCEOのジム・ハケット、仏トランスデブ・グループCEOのティエリー・マレット各氏。新組織は、共有性、通信接続性、自律性および電動技術によって世界規模で進む輸送の変化に対応するための規制の枠組みを提案する。

 移動に革命をもたらす可能性がある新しい輸送技術としては、自動運転の乗用車や配送トラック、荷物を運ぶドローン(無人機)、エアタクシー、コネクテッドカー、ハイパーループ(真空チューブの中を列車が超高速で走る輸送システム)などが挙げられる。