Wednesday, December 02, 2020 7:43 AM

自動車各社、排ガス削減で新政権に協力

 カリフォルニア州が独自で厳しい排ガス基準を定める権限を認めるかどうか自動車業界の意見が分かれる中、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォルクスワーゲン(VW)、トヨタ、フォードなどほとんどの主要メーカーを代表する米国自動車イノベーション協会(AAI)は1日、オンライン会議を開き、排ガス削減の取り組みではジョー・バイデン次期大統領に協力することを約束した。

 ロイター通信によると、AAIのジョン・ボゼラ代表は会議終了後に声明を出し、協会は「排ガス量を減らし、車両電動化の利点を実現するという目標に向かって進むため、次期バイデン政権と関わることを楽しみにしている」と述べた。

 バイデン氏は、電気自動車(EV)の導入拡大を最優先事項に掲げ、EV充電ステーションを55万カ所追加するために数十億ドルを費やすことを約束している。同氏はまた、EV購入を奨励するための新しい税控除とEV生産のための工場の改修を支援している。