Thursday, February 03, 2022 10:50 AM

ヴェロシティEHS、新しいESG製品を提供

 職場のEHS(Environment, Health & Safety=環境、衛生、安全)リスク管理を支援するクラウド・ソフトウェアを提供するヴェロシティEHS(VelocityEHS)は、新製品「ESGソリューション(ESG Solution)」を市場投入した。

 グローブ・ニューズワイヤーによると、この新製品は、データの収集と報告の業務を合理化し、ESG(environmental, social, and governance=環境、社会責任、企業統治)に関連する活動を効率的に計画するのに役立つ。

 同製品は、ヴェロシティEHSアクセラレート・プラットフォーム(VelocityEHS Accelerate Platform)の一部と位置づけられており、特にESGの取り組みを初めたばかりの会社が有効な業務体制を確立できるようサポートする、と同社は説明している。

 「当社はすでにEHS分野で信頼される協力会社となっている。この新しいESG技術によって、業界での主導的な地位をさらに強化できる」と同社のジョン・ダムガードCEOは語っている。

 ESGソリューションは、温室効果ガス排出やエネルギー消費、大気汚染、水道使用、廃棄物管理をはじめ、ESGに関係する各種のデータを1ヵ所にまとめて管理できるようにする。

 同社は、エネルギー関連のデータ管理技術を提供するウルジャネット(Urjanet)との提携を通じて、顧客会社らの公益サービス・アカウントからデータを自動的に取得できるようにしている。

 同製品は、アクセラレート・プラットフォームに組み込まれたヴェロシティEHSウェイスト・マネジメント(VelocityEHS Waste Management)も併用し、米国の資源保護回復法(Resource Conservation and Recovery Act)をはじめ環境関連の規制に準拠した報告書の作成作業も合理化できる。

 持続可能性分野の規制や業界標準は依然として発展途上にあり、会社に期待される開示情報も絶えず変化している。ESGソリューションは、持続可能性会計基準審議会(Sustainability Accounting Standards Board=SASB)やグローバル・リポーティング・イニシアティヴ(Global Reporting Initiative=GRI)をはじめ、おもな開示基準にあわせて報告書を自動作成するエクスポート機能も備えている。

https://www.globenewswire.com/news-release/2022/01/31/2375922/0/en/VelocityEHS-Launches-ESG-Solution-to-Foster-New-Opportunities-for-Businesses-Through-World-Class-Sustainability-Reporting.html